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「1972展」うたごえ~しました。

  • 執筆者の写真: 由美子 徳井
    由美子 徳井
  • 2022年5月15日
  • 読了時間: 2分

1968年から、4回目になる(2020年はぬけた)イサオビル・新町アートギャラリーでの総合的文化イベント(?)「1972展」が、今日催された。50年前を、歌やほかの文化的行事で、また政治・社会的側面にスポットをあてて、みんなで振り返るという有意義なものだ。50年前といえば、私は6歳。ものごころも強くついてきて、例えば歌についてはヒット曲ではほとんど記憶にあるものが多くなっている。また、社会的事象(例:あさま山荘事件、日中国交正常化に伴うパンダ来日、その他・・・)については、意味はわからず、聞いたことのあるようなという出来事が多い。が、その当時よくわからなかった事について、このように50年後の今になって、あの頃を振り返り、催しを準備しながら再発見する、そのことに私は意味を覚えて、学びながら楽しんでいる。

昨年の50年前の1971年までは、70年安保などの運動もまだ残り、日本の行く末について日本人がそれぞれ考え、揺れていた(揺れる余裕があった?)時代だったと思う。が、今年1972展を用意していて、なにか、この年くらいからはその選択の猶予を吹っ切って、(象徴的には、赤軍の山荘事件を機に)皆が日米安保(対米従属)のもと経済を優先させる方向に舵を取ることで一致した、というような(・・)気配、を感じてしまうのだった。ただ、高度経済成長もこの年が最後で、翌1973年には第四次中東戦争からオイルショック、低成長へと変わっていくのだが。とにかくこの年はまだ、そんなことも知らずに日本がイケイケドンドン?な成長期で、流行った歌謡曲の内容をみても、その空気が読んでとれるものだった。

ところで、自分が約1時間の「うたごえ」で準備したのは、以下のようなリスト。


・喝采/ちあきなおみ

・誰かが風の中で(木枯し紋次郎のテーマ)/上条恒彦

・太陽がくれた季節(飛び出せ!青春のテーマ)/青い三角定規

・あの鐘を鳴らすのはあなた/和田アキ子

・せんせい/森昌子

・哀愁のページ/南沙織

・どうにもとまらない/山本リンダ

・ひとりじゃないの/天地真理

・瀬戸の花嫁/小柳ルミ子

・Purbo digonte surjo utheche~バングラデシュ独立の歌

・夜明けの停車場/石橋正次

・子連れ狼/橋幸夫

・待っている女/五木ひろし

・男の子女の子/郷ひろみ

・別れの朝/ペドロ&カプリシャス

・ハチのムサシは死んだのさ/平田隆夫とセルスターズ


なお、プログラム全般は、写真のとおり。






 
 
 

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